創造性の回復
今日は久しぶりにブログを書いてみようと思う。
一体どれ位ぶりかわからない。
だがしかし、思い立ったタイミングで書くのがベストだと思い、ここに記録する。
2022年7月1日。酷暑。連日35℃超えの気温が続く。自分が子供の頃は、どんなに暑くても天気予報は31℃とか最大でも32℃くらいだった。
いつしか平気で35℃とかになり、地球は大丈夫かと心配になる。
前置きはこれくらいにして、本題に入る。
大人になってからでも創造性の回復はできる
今日の話題はまず、この本が元になっている。
新版 ずっとやりたかったことを、やりなさい。 単行本(ソフトカバー) – 2017/5/8
この本を読んで、ということではないが、内容的にほぼ同じ経緯をたどって、自身の創造性が回復しているように思う。
そもそもの原点に立ち返ると、自分自身、17歳〜18歳の頃まではバンドやギターに夢中だった。これ以上に楽しいことはない、というほど楽しくて夢中だった。
それが、高校生3年生の文化祭を最後に、一旦終わり、そこから皆受験やそれぞれの進路へと進んでいった。
あの時の、突然フルカラーの日常が灰色になってしまったような気持ちは今も忘れられない。
その後、大学に入ってからも自分でバンドを組んだり、他大学のバンドサークルに入ったり、セッションに参加してみたり、色々取り組んで、楽しんでいたが、
またしても、就職を期に音楽、楽器から遠ざかったいた。
こんな話はよくあるし、そのまま楽器をやめて、何十年という人も大勢いると思う。
しかし、どうにも毎日に張り合いがなく、なんのために生きているのか、毎日なんのために仕事をしているのか。
そういった、人生の目的がどんどん曖昧になっていく日々を過ごしていた。
何をやってもうまくいかない。
誰しもそういう時期があると思うが、2015年がまさに自分にとってはそういう年だった。
プロフィールにも書いた通り、2016年の5月にふと思い立ち、ドラムを始め、2022年現在も続けている。
それから、数年間はギターもほとんど弾かなかったし、あまり上達しないんじゃないかと半ばあきらめていたような状態だった。
しかし、2020年からはじまった、コロナ禍もあり、半ば強制的に色々なことを見直す機会となった。それがきっかけになったのかどうかはわからないが、
ある時、「またギター弾いてみようかな」と自然に思えた。
当初は、高校生のときのノリで弾こうとしても、まったく弾けず、指先もギター初心者くらい柔らかくなっていた。
指も動かないし、ベンドしても痛いし、自分の手じゃないみたいだった。
しかし、毎日ちょっとずつ、ちょっとずつ
できることを積み重ねていったら、かなり指も動くようになってきた
自分の内的な感覚の話だが、これから上達していけそうな感覚がある。
30代半ばになる自分としては、どれくらい上達できるのか、半信半疑な部分もあったが、ちょっとずつでも自分自身に好きなことをさせてあげれば、創造性は回復できるし、また開発できるのだと確信を得ている。
肉体的なこととは別として、内的な感覚では、子供が何か興味のあることを見つけて、夢中で取り組んで、グンと成長する。そういう感覚に近い。
大人になると、なかなかこういう機会や感覚を得られることは少ないように思うが、
自分の好きなことでこのような感覚を得られることはとても嬉しい。
何が言いたいかといえば、何かしら好きだけど、何らかの理由で遠ざかっている趣味や好きなことがある人は、何歳からでも取り組んでみたら、よい。ということ。
どれくらい上達するかは誰にもわからないし、予測もできないけれど、
その対象が本当に好きなものであるなら、ちょっとずつでも伸ばしていけると確信している。